Google Domains値上げに伴う、ドメイン移管先の検討


Google Domainsの事業売却に伴い、多くのユーザーがSquarespaceへとドメインが移管されました。
「以前は年間1,400円程度でGoogleアドセンス収入(月100円前後)でなんとかペイできていたのに…」
円安の影響やドメイン業界全体の価格上昇トレンドも相まって、2025年6月11日から値上げで2,238円(+838円)約1.6倍、値上げによる負担は無視できない状況です。
この記事では、筆者自身の実体験を元に Google Domainsからのドメイン移管 について要件整理、移管先調査、検討の過程をご紹介します。同様の状況に置かれている皆様、ぜひ参考にしてください。

「Google Domains」からの「ドメイン移管」が急務な理由

なぜ、Squarespace(旧Google Domains)にとどまることなく、他のレジストラ(ドメイン管理会社)へのドメイン移管を検討すべきなのでしょうか。主な理由は「コストの激増」と「他社サービスの優位性」にあります。

コストの激増:約1.6倍の値上げ

Google Domains時代は、「1,400円という価格設定」と「Googleアカウント1個で管理ができる」という点が魅力でした。しかし、Squarespaceへ移管後は、円安の影響やドメイン業界全体の価格上昇トレンドも相まって、2025年6月11日から値上げで2,238円(+838円) 約1.6倍の値上げ による負担は無視できない状況です。

  • Google Domains: 1,400円
  • Squarespace: 2,238円(+838円) 約1.6倍の値上げ

他社サービスの優位性:(例)Cloudflare

筆者は、5年前に立ち上げて放置していた当サイトの年間収益は、ドメイン更新料と同等だったため赤字になるのは嫌やっ!ということで、最近お気に入りの「GeminiのDeepResearch機能」を使って以下の要件と満たすドメイン移管先の候補を調べてみました。調査結果は、Coudflare 一択 でした。

  • 要件1: 年間1,400円で.comドメインを維持したい
  • 要件2: 独自ドメインのメール転送サービスを維持したい
  • 要件3: GAExHEXOの運用は変えたくない

Cloudflareは、要件1の「年間1,400円」は満たしていないが、他の機能を勘案すると、めちゃくちゃ安い! と筆者は感じています。

  • お気に入り その1 Githubにアップすると自動デプロイしてくれる Cloudflare Pages(WEBホスティング機能)
  • お気に入り その2 FW、WAFといった ネットワークセキュリティ機能
  • お気に入り その3 CDN、Zarazといった WEB表示高速化機能

上記以外にも、メール転送機能はあるし、ログ管理機能も優秀で、リダイレクト機能も付いていることを勘案すると「年間約1,800円」の価格設定は、とてもリーズナブルです。
Cloudflareのお気に入り機能については、後日、詳細記事をまとめる予定なので、しばしお待ちくださいませ。

失敗しないドメイン移管先の選び方「3つのポイント」

安易なドメイン移管は、想定以上の更新費用になったり、ドメイン移管に失敗するとWebサイトが表示されなくなったり、メールが届かなくなったりするトラブルの原因になります。2026年現在の市場環境において、筆者がドメイン移管先を選ぶ際に重視した3つのポイントを説明します。

1. 「低コスト」であること

多くのドメイン会社が「初年度1円」などのキャンペーンを行っていますが、重要なのは2年目以降の「更新費用」に加え、小さな文字で書かれている「調整費」や「オプション費」を足した合計価格です。また、ドル建て決済の海外サービスは円安の影響をモロに受けるため、長期的な安定性を考えるなら、日本円で固定価格で提供されている国内サービスが安心です。

2. 「メール転送機能」があること

Google Domainsからの移管で気を付けないといけないのが「メール転送機能」です。Gmailなどの主要メールプロバイダは、なりすましメール対策(SPF/DKIM/DMARCなどの送信ドメイン認証)を抜本的に強化しています。

これまでのように「DNSで転送先を指定するだけ」の簡易的な転送機能では、転送されたメールが「なりすまし」と判定され、受信ボックスに届かずブロックされてしまう事象が多発しています。

移管先を選ぶ際は、「セキュリティ基準を満たした正当なメール転送経路を、低コストで確保できるか」 が重要となります。

3. 日本語サポートと国内決済の安心感

トラブルが発生した際、英語でのやり取りは大きなストレスになります。最近は、Gemini等の生成AIが翻訳してくれるので便利な世の中になりましたが、英語アレルギーの方は極力避けたいところかと思います。また、インボイス制度に対応した領収書が必要なビジネスユーザーにとっては、国内法人が運営するサービスが必須条件となるでしょう。

徹底比較!おすすめドメイン移管先ランキング

上記の基準に基づき、Google Domainsからの移管先を厳選しました。

【レンタルサーバー国内シェアNo.1】Xserverドメイン

レンタルサーバー屋さんのエックスサーバーが運営するドメインサービスです。圧倒的な信頼性と価格競争力を兼ね備えています。

  • コスト: .com更新費が国内最安水準(税込1,700円台~)。日本円決済で為替リスクなし。
  • メール対策: 同社のレンタルサーバーを併用することで、強力なメール機能が利用可能に。
  • 特大メリット: 対象のレンタルサーバーを契約すると、ドメイン更新料が永年無料になる特典があります。これが実質的にコストをゼロにする最強のソリューションです。

ブログ運営者やビジネス用途なら、サーバーとセットで管理するのが最も賢い選択肢です。

【低コスト】スタードメイン

老舗のネットオウルが運営する、コストパフォーマンスに優れたレジストラです。

  • コスト: 更新費用は国内最安級。ポイント還元システムもあり、継続利用でお得に。
  • メール対策: 最大の特徴は、ドメイン契約者に**「無料のレンタルサーバー」が付帯する**点です。この無料サーバーのメール機能を利用することで、追加コストなしで安全なメール転送環境を構築できます。
  • 注意点: 管理画面のUIがやや古風ですが、コスト重視の方にとっては聖地のような存在です。

「とにかく安く、メール環境も無料で維持したい」という個人ユーザーに最適です。

【筆者のおすすめ】Cloudflare(原価提供・最強のメール転送)

もしあなたが、現役エンジニアなら、最適解はCloudflare一択です。筆者も最終的にこれを選びました。

  • コスト: レジストラ手数料「0円」。ドメインの卸値(原価)で提供されるため、世界最安水準です。(ドル建て決済)
  • メール対策: 「Cloudflare Email Routing」 という機能が完全無料で使えます。これがGoogle Domainsのメール転送機能の「上位互換」として機能し、SPF/DKIM設定も自動でパスします。
  • GCPとの相性: 最高です。GAEのカスタムドメイン設定も、CloudflareのDNSなら即時反映されます。

「自分で色々チューニングしたい」という方には、とてもおススメのドメイン移管先となります。


【一目でわかる】ドメイン移管先の比較表

ドメイン移管先の3候補のそれぞれの特徴を比較表にまとめました。

特徴 Xserverドメイン スタードメイン Cloudflare
おすすめ層 ブロガー・法人 コスパ重視の個人 エンジニア
更新費用(.com) 約1,700円~ 約1,600円~ 約1,800円
決済通貨 日本円 (安心) 日本円 (安心) 米ドル (為替リスク有)
メール転送 サーバー契約が必要 無料サーバー付属 無料 (Email Routing)
HEXO対応 普通 (手動設定) 普通 (手動設定) 最強 (高速反映)

まとめ:あなたに最適なドメイン移管先はこれ!

Google Domains(Squarespace)からのドメイン移管は、経済的にも技術的にも必須のアクションです。最後に、あなたに最適なドメイン移管先をまとめます。

  • ブログを運営していて、サーバーも一緒に管理したい方
    [Xserverドメイン](サーバー契約でドメイン無料特典を活用)
  • とにかくコストを抑えたい、メール機能も無料で維持したい個人の方
    [スタードメイン](付属の無料サーバーを活用)
  • 英語OK、技術的な設定も苦にならないエンジニアの方
    [Cloudflare](無料の機能が豊富)

手続きや作業が面倒なドメイン移管作業ですが、一度実施してしまえば、今後、数年間にわたってコスト削減につながりますし、Cloudflareであればインフラ屋さんが大好きな機能が盛りだくさん♪
次回の高額な更新料を支払う前に、ぜひ検討してみてください。

よくある質問

Google Domains事業売却先はどこ?

Squarespaceです。

Squarespaceのドメイン更新料は、いくら?

値上げ前は1,400円。2025年6月11日から値上げで2,238円(+838円)となる。


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