一昔前から、クレジットカード登録さえすれば、1年間無料、1ヶ月無料といった無償サービスが主流でしたが、最近は、クレジットカード登録すら不要 で試せる神サービスが増えてきています。
特にエンジニア初学者や、「会社のカード使われへんけど検証したい」という方には朗報です。
この記事では、3大クラウド(AWS, Azure, GCP)を クレカ不要、無料で実機操作して学ぶ方法をまとめました。
AWS (アマゾン ウェブ サービス) 編
AWSを無料で学ぶなら、以前は「12ヶ月無料枠」が定番でしたが、これにはクレカ登録が必須でした。
しかし、現在はAWS Educateが進化しています。
AWS Educate
以前は学生限定でしたが、現在は年齢・所属を問わず、誰でも(社会人でも!) 利用可能になっています。
AWS Educateに登録するだけで、ハンズオンラボを通じてAWSコンソールを実際に操作できます。
- クレカ登録:不要
- 対象:全ユーザー(学生、社会人含む)
- 特徴: 本番環境に近いラボ環境で、失敗しても課金される心配がないのが最大のメリットです。
AWS re/Start
少し話は変わりますが、「本気でITエンジニアに転職したい」「今の仕事を辞めて(または求職中で)時間が取れる」人向けの職業訓練校に近いイメージで、クラスメートと共に学び、就職までサポートしてもらえるサービスもあるようです。
Azure (Microsoft Azure) 編
Microsoftも太っ腹な学習環境を提供しています。
Microsoft Learn
Microsoft Learn内の多くのモジュールで、「サンドボックス」と呼ばれる一時的なAzure環境を無料で使えます。
- クレカ登録:不要
- 特徴: ドキュメントを読みながら、ブラウザ上のシェル(Cloud Shell)やAzureポータルを実際に操作できます。
- 制限: 1日に利用できるサンドボックスの数に制限(通常1日10回程度)がありますが、学習には十分です。
GCP (Google Cloud Platform) 編
さて、本題の Google Cloud です。
Google Cloud には「12ヶ月$300の無料トライアル」や「Google Cloud の無料枠」がありますが、これらはクレカ必須です。
クレカなしで学ぶなら、以下の2つが最強の選択肢です。
BigQuery サンドボックス
データ分析基盤のBigQueryには、サンドボックスモードがあります。
クレジットカード情報を入力することなく、毎月1TBのクエリ処理と10GBのストレージが無料で使えます。SQLの練習にはもってこいです。
Google Skills(旧Google Cloud Skills Boost、旧Qwiklabs)
以前「Qwiklabs」や「Google Cloud Skills Boost」と呼ばれていたサービスは、現在 「Google Skills」 に統合され、パワーアップしています。
Google Skills
これは、Googleが提供する公式のオンライン学習プラットフォームです。
一時的なGoogleアカウントとGCPプロジェクトが発行されるため、自分のGoogleアカウントを汚さず、課金の心配もなく実機を触れます。
学習の流れとネクストステップ
まずは無料のコース(「Google Cloudの基礎」など)から始めてみましょう。
操作に慣れてきたら、以下のステップアップがおすすめです。
🛠️ 目標1:自分のサーバーを立ててみる
学習環境だけでなく、実際に自分専用のサーバー(コンテナ)をGCP上に構築してみたい方は、Apache Guacamoleを使った踏み台サーバーの構築が実践的でおすすめです。
🌐 目標2:Webサイトを公開する
GCPの無料枠を使ってWebサイトを公開したいなら、独自ドメインとSSL化も無料でやってしまいましょう。
🎯 目標3:資格を取得する
実機操作で自信がついたら、資格取得に挑戦してみませんか?勉強方法や合格体験記はこちらにまとめています。
Google Cloud 資格の勉強方法の記事はこちら。
Google Cloud エントリーレベルの合格体験記の記事はこちら。
Google Cloud Associateレベルの合格体験記の記事はこちら。
Google Cloud Professionalレベルの合格体験記の記事はこちら。
まとめ
各社ともに、エンジニアの「自学自習」のハードルを極限まで下げてくれています。
特に Google Skills は、ゲーム感覚でバッジを集めながら実践スキルが身つくので、モチベーション維持にも最適です。
「クレカがないから…」と諦めていた方も、今日からクラウドの世界に飛び込んでみてください!

